アレグサンダー・ケイの小説『残された人々』をベースに1978年にNHKで放送された、宮崎駿が初の演出を手がけた傑作SF冒険アニメーション。核兵器を超える兵器を使用した世界大戦のため、人類は絶滅の危機に瀕した。それから20年後、よみがえりつつあった世界で生まれ育った少年コナンが、少女ラナとの出会いをきっかけに新しい世界へと冒険に出ていく。 第2巻は第3話〜6話を収録。ジムシーと出会い、ダイス船長率いるバラクーダ号でインダストリアへ乗り込み、行政局長のレプカたちがなぜ太陽エネルギーを欲するのかを知り、捕らえられるまでを描く。重たい物語を背景にもちながらも、キャラクターの明るい雰囲気や描き込まれた軽妙な動きがすばらしく、実に楽しい冒険ものとなっている。(田中 元)
次へ